「新古の技術で創り出すドラマ」
一万三千石の一色、細川、京極と続いた吉原山城があった京丹後市峰山町権現山周辺の地名葦城ケ丘(葦城(いじょう)=城跡の意味)から抜粋した韋城を社名に鋸(鋸も鍛造品の部類)の製造販売からスタートし熱間型鍛造、精密機械加工と昭和、平成、そして令和へと時代の変化と共に進化を重ね、現在では、京丹後市内、本社工場(峰山町)、赤坂工場(峰山町)に加え、森本工場(大宮町)の三カ所の工場より、製品を産み出しております。
襷を引き継ぐということは、ただ継続していくのではなく、自らの色と情熱を加え、進化をさせる事であり、またそれを次代へと引き継いでいくには、変革もしていかなくてはならないと感じております。事実、現在の経済情勢において決して容易い事ではないこともまた、痛切に感じております。
そんな中いつの時代でも共に働く「人」の「絆」と「チカラ」が最も重要であり、全ての社員が「自分の子供を韋城で働かせたい」と思う企業を創生していく事で、その企業全体が育まれて行き、その結果は社員の幸せとして、企業の成長として、カタチを成していくものであると考えています。
先代より引き継いだ「新古の技術で創り出す」という不変のテーマを礎に目まぐるしく変化する昨今の世界経済において、次代への変化に柔軟に対応しつつ、常に新しいものへの挑戦という姿勢を忘れてはならないと考えています。
近い将来、そして未来には、鍛造加工、精密機械加工という2つの柱をさらに発展させ、より多くの人々から必要とされる企業経営を創造していく事を指針にしていきたいと考えております。
会社概要
社名 | 株式会社韋城製作所 |
設立 | 2000年10月 |
資本金 | 3,000万円 |
代表者 | 代表取締役会長:山本 正 代表取締役社長:山本真也 |
従業員数 | 49名 |
事業内容 | 熱間小物精密鍛造 超精密機械加工 |
会社沿革
30年の歴史に終止符 | 1961年: | 山本計之助 鋸製造販売廃業 |
㈱日進製作所取引開始 | 1962年: | 山本鍛造所創立、自由鍛造部門に着手 |
型鍛造に着手 | 1965年: | 韋城製作所に名称変更 |
自社金型製作に着手 | 1970年: | |
1971年: | ㈱三菱放電加工盤1号機導入 | |
1975年: | 300tフリクションプレス導入 | |
山本正後継する | 1981年: | 山本計之助他界 |
1985年: | 浅部工業CT加熱炉1号機導入 | |
1994年: | 500tフリクションプレス導入 松浦機械㈱マシニング導入 CAD/CAM(3次元)導入 |
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1996年: | 省力ガス焼準炉(双室型)導入 | |
日本ドアチェック㈱取引開始 | 1998年: | |
資本金1,000万円 | 2000年: | 株式会社韋城製作所設立 安田工業㈱YBM640VⅡ導入 |
YKK黒部事業取引開始 | 2004年: | 安田工業㈱YBM640V導入、精密部品加工に着手後継する |
資本金3,000万円 | 2005年: | 精密機器加工、鍛造金型専用赤坂工場新築 安田工業㈱YBM640VⅢ導入 |
2006年: | 安田工業㈱YBM950VverⅢ導入 | |
2007年: | 500tフリクションプレス2号機導入 CT省エネガス加熱炉導入 |
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2008年: | 連続型自熱焼準炉導入(省エネガスタイプ) 安田工業(株)YBM640VⅢ2号機導入 |
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2010年: | CT省エネガス加熱炉2号機導入 | |
2011年: | ㈱ソディック ワイヤーカット放電加工機・型彫り放電加工機導入 連続型自熱焼準炉(省エネガスタイプ)2号機導入 |
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平成24年度京都中小企業優良企業を表彰 創立50周年(創業80年) |
2012年: | |
2013年: | YBMVi40(5軸制御)導入 | |
2015年: | (株)東京精密三次元測定機導入 | |
森本工場増設 | 2017年: | (1,000tライン増設) 1,000tフリクションサーボプレス導入(榎本機工(株)) 高効率誘導加熱装置導入(250KW(株)ウチノ) 切断機2号機導入((株)万陽) ショットブラスト3.4号機導入(新東工業(株)) 連続型自熱焼準炉(省エネガスタイプ)3号機導入(浅部工業(株)) |
2018年: | 12月 ISO9001:2015 取得 | |
2019年: | 5月「令和」と共に山本正が代表取締役会長、山本真也が代表取締役社長に就任 | |
2022年: | 会長 山本正が令和4年春の黄綬褒章を受章 |